試される生き方|人生の難所で本質が現れる

生きていると本当にいろいろなことが起こります。
うれしいこと、楽しいこと、苦しいこと、つらいこと、悔しいこと、幸せなこと、さまざまな体験をしていくでしょう。
さまざまな場面場面にどのような姿勢で生きていくか、次から次から変化しながら起こる出来事に対して、どう取り組んでいくことができるのか、それがすなわちその人の生き方を表しているように思います。
  • いわゆる「良い」と思われる出来事が起こったときに、舞い上がってしまい冷静な行動をとれなくなってしまったり、調子に乗って謙虚さを忘れ傲慢な態度をとってしまうとか、或いはいつもと変わらず淡々と普段どおりの行動を選択していくのか。そこには「生き方」流儀が現れると思います。
  • いわゆる「悪い」と思われる出来事が起こったときに、落ち込んでしまい目の前のすべきことさえもできなくなってしまったり、怒りに我を忘れてしまい目的を遂げるのに効果的ではないさまざまな行動を選択してしまったり、或いはいつもと変わらず淡々と普段どおりの行動を選択していくのか。そこにはその人の「生き方」と流儀、本音や本質が表れるのではないでしょうか?
人生は、必ず良いときもあれば、悪いときもあります。
何度もお伝えしているように、そもそも「よい」「悪い」はないですが、「気分をよくする感情を引き起こす出来事」と「気分を悪くする感情を引き起こす出来事」というのは、必ず起こります。その基準は、まちまちでそれぞれの生まれてからこれまで生きてきた過程・経験の中で決められるものですが、間違いなくいろいろな状況におかれるのが人生だと思うのです。
その状況自体は、良いとか悪いとかといった意味を持っていません。常に目の前に起こった現象、現実が中立の立場であって、そこに「よい」とか「悪い」といったような意味をつけるわけです。なぜなら、そのある中立の現象に対して、あなたがその現象はこれまでの経験に基づいて○○だというような定義を持っているために、その定義が意味づけとなって、あなたの感情と結びついて「気分」を作るからです。
わかりにくいかもしれないので、例を出して考えてみましょう。
例えば朝目が覚めたら雨が降っていた。冬の寒い朝、まだ空が明るくなりきっていない薄暗い目覚めです。
なんだか気分がどんよりする人は多いのではないでしょうか?「暗くて寒くて、湿っぽい」、「かさをもっていかなくてはいけないし、靴や服がぬれて気持ち悪いし面倒だ」、「いつもなら自転車で駅までいくけど雨だから傘差して歩かなきゃいけないから面倒だ」・・・。等々さまざまなストーリーが一瞬にして無意識に浮かび上がります。そして、その「想像したこと」に対して感情が生まれるわけです。
「雨」には意味はありません。上空に低気圧があり、雲が抱えきれなくなった水分が重力に引っ張られて地上に落ちてくるものが「雨」です。雨は、中立のできごとであってよいものでも悪いものでもありません。農家にとっては、逆に作物を育てる待ち望んでいた恵みだったり久々の休暇をとるチャンスで「よい気分」を引き起こすできごとかもしれません。つまり、「雨」がよいか悪いかというのは、完全に100%あなたが決めていることなのです。
あなたは、そんな中立の出来事に対する自分の意味づけで、あなたの行動の選択の質を変えますか?
イチローはどうでしょうか?
偉業を成し遂げたり、目的目標を達成していくためには、感情に支配されて自身の行動の選択の質を変えてしまうことから脱却する必要があります。必ず変わる状況によってコロコロ影響を受ける感情を元に選択する行動を変えていたとしたら、戦略や計画が狂ってしまうからです。絶対に状況は思っている通りには運ばないのに、それに振り回されていては、目的や目標なんて実現することはできないわけです。
メンタルの強さ、凛とした生き方というのは、こういった状況に振り回されない、自分の芯にある流儀から出るものではないのでしょうか?
その人の本音や本質がどんなものであるかは、非常に良いときや難所にどんな姿勢でのぞんでいるかを見ればわかります。
※決して感情に支配されることを否定しているものではありません。ただ、あなたが何をどう選択するかという軸は100%あなたの中にあるということ、つまりすべてが自己責任であるということをお伝えしたかっただけです。そして、ある人が自立的な責任感の強い人なのか、或いは依存的な無責任な人なのかを「ジャッジ、判断」する基準を紹介してみました。
JUGEMテーマ:人生論

3 Responses to “試される生き方|人生の難所で本質が現れる”

  1. まゆ より:

    東京で3人の子どもを育てながら、マイペースで仕事をしている主婦です。
    興味深く読ませていただきました。また、ゆっくり拝見したいと思います。

  2. クローバー より:

    セルフイメージで検索して偶然拝見したブログ。どんどん読み進めるうち、なんだか気持ちが高揚し、ドキドキしました。そして、しんさんとまったく同じ日に離婚したという事もわかり、同じ日に同じような思いをした方がいらっしゃる事にもへんな共感を抱きました。私にも10歳の息子と7歳の娘がいます。子供を否定せず、愛してあげなければならないと改めて気づかされました。気持ちの変化を起こさせてくれたブログです。有難うございます。

  3. しんさん より:

    まゆさん、コメントありがとうございます。
    お互い子育てをする身同士、がんばっていきましょう!

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

サブコンテンツ

このページの先頭へ