常に主旨を明確にしておくこと|行動には何かしらの目的がある

 あなたは、ある行動をとるとき何を基準にその行動を選択するだろうか?

何かしようとするとき、次の質問を自分に投げかけてみるといい。
その行動を選択することで、私は何を作り出そうとしているのか?
私は、何のためにその「何」を作り出そうとするのか?
その「何」は、本当に私が求めていることを満たすことに効果的か。
ここで、自己評価を起こしてください。
自己評価は、唯一自分を変えることができる方法です。
逆に、あなたが誰かを評価して、変えるために、怒ったり、叱ったり、
攻めたり、脅したり、罰したり、痛みを味あわせることは効果的ではありません。
人間関係を壊して、憎しみを作るだけです。
果たして、それを愛というでしょうか?
人は皆自尊心を持って生きています。
その自尊心を傷つけてまで、誰かのいいなりになりたいと思うでしょうか?
だって、その人にとって正しいことが、他の誰かにとって正しいとは限らないからです。
正しさを押し付けることは、他の誰かの正しさと絶対にぶつかるでしょう。
正しさは、常に唯一のものではないということを頭に入れといて下さい。
あなたはあなたの正しさを追求したらよい。
他の人は、ほかの人の正しさを追求したらよい。
その行動を選択する主旨を明確にして下さい。
本当にその行動は、目的を成し遂げるのに効果的だろうか?
本当にその主旨は、あなたの求めているものだろうか?
例えば、夫婦関係で考えてみよう。
あなたの妻が寝坊してあなたとの約束を反故にしてしまったとする。
あなたはその時、どんな選択をしますか?
・ガミガミ言って、寝坊したこと、約束を反故にしたことを責めるだろうか?
その行動を選択するあなたの目的はどうなっているだろうか?
1、約束を反故にされた怒りを発散させたい。
2、寝坊したことを責めて、行動の改善を要求したい。
概ね、その二つのどれかじゃないだろうか?
そして、この二つともがそれぞれ目的と主旨を遂げるために効果的ではない。
1、の場合。おそらく怒りを発散させるという目的はしっかりと達成できないだろう。
それは、妻には妻の理由があって、寝坊したからだ。
そして、妻は寝坊したことに申し訳なく思っているはずだ。
だから、責められた時に妻がとる選択は、次の二つのうちのどちらかだ。
①責められたことに反発して自己正当化しようとし、夫を逆に責める。
②自分を犠牲にして、責めを完全に受け入れる。
妻の性質にもよるが、この二つの対応が生み出す効果は下だ。
①喧嘩になり、夫と妻の感情がぶつかりあう。夫は1、の目的を成し遂げられなくなる。
妻は、心に罪悪感と憎しみを抱くようになる。そして、人間関係をおかしくしていく。
②夫のほうは、1、の目的を成し遂げるだろう。そして、妻の心の中に憎しみと反感と劣等感を植え付けることになる。そして、健全な関係性は失われていく。
このようにして夫婦関係は悪化していくと思うがどうだろうか?
果たして夫は妻との夫婦関係を悪化させたいと思っているだろうか?
本当は良好な関係を築いていきたいのではないだろうか?
だとしたら、夫の選択した行動は夫の生きる目的に対して効果的でない行動だと
いうことができるのではないだろうか?
では、どうしたらよいか?
・相手を思いやる心で、行動を選択する。
妻が抱く寝坊して遅刻したことに対する罪悪感を払拭してあげる言葉を投げかけ、
寝坊してしまった理由を心配する気持ちで尋ねるとよいと思う。
(決して責めるために聞くのではない。もしかしたら、体調が悪いのかもしれないし、夜寝付けなかったり、夜中にちょくちょく目覚めるような要因があるのかもしれない。)
そして、大した理由もなく寝坊したのだとしたら、何もなくてよかった、というだけで良い。
それだけで、妻はもう十分反省しているから、それ以上責める必要はない。
それに既に終わったことは、巻戻して取り返すことはできないから、
寝坊して約束を反故にした結果生じる問題を解決するために力を使ったほうが懸命だろう。
そして、夫と妻の関係性はより良好になってくる。
夫婦関係がよくなれば、お互いがお互いを思いやるようなる。
そうしたら、夫婦として作り出す価値は最大化される。
でも、すぐにはそうならないだろう。
なぜならそれまでの課程があるから。
それぞれが育った環境によって人は習慣が違うから。
二人で培ってきた関係性が違うから。
このあたりは、別の機会に書きたいと思う。
選択する行動の主旨を明確にしよう。
そして、結果得られる価値は何なのか、
それは本当にあなたが求めるものなのか。

あなたは、よりよい人生を送るために。
人生を支配する感情から脱却するために。
感情が人生を支配していることについては、
こちらをご参照下さい。

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